How we do business

相性のいい素材を組み合わせたジェラート

私たちは、直営農場の生乳はもちろんのこと、主要な原料である生クリーム、脱脂粉乳、砂糖なども全て北海道産にこだわっています。この取り組みによって、フードマイレージが短くなり、環境負荷の軽減にもつながります。さらに、「近い産地の作物は相性が良い」と言われるように、地元の素材を使うことで、直営牧場の生乳の良さを最大限に生かしたジェラートを作ることができると信じています。

オーナーが土壌や気候によって味が変わることを理解している農業者だからこそ、地元の野菜や素材をよく知り、使っています。このように地域の素材を活かすことが、結果として地域貢献にもつながると私たちは考えています。

フェアトレード

私たちはジェラートの原料として、一部の素材(カカオや紅茶など)にフェアトレード認証を受けたものを使用しています。生産者の視点を持つことは、サステナビリティな社会を築くために必要不可欠な取り組みだと考えているからです。フェアトレードを選ぶことで、生産者に公正な対価を支払い、その支援が未来につながることを信じています。  また、農家として感じるのは、農家同士が不利益を被るようなことはあってはならないという思いです。農家が他の農家を搾取するようなことがあってはならないと強く思っており、そのためフェアトレードを選択しています。農作物を生産する側として、フェアトレードの考え方が持つ公平性と支え合いの精神を深く理解し、実践していきたいと思っています。
(フェアトレードについてもっと知りたい方はこちら)

What we care about

私たちは、人が生まれながらにして持っている自由と平等を尊重しています。これらは国籍や人種、性別等によって差があってはならないと考えています。その上で以下の価値観のもと、日々ビジネスを行っています。

SDGs

私たちは経済活動における平等を尊重しています。これは、すべての人々が働く機会がありそれが貧富の格差が広がらないことを指します。私たちは経済活動による利益を経営者による独占をすることなく分配するよう努力しています。

私たちは生産活動におけるゴミ等を少なく、またはリサイクルできるような形にすることで環境への負荷を減らすよう努力しています。例えば、ジェラテリアでお客さまがお使いになられるスプーンはプラスチック製ではなく木製に、ご提供するカップも紙製にすることでプラスチックの削減に貢献しています。お家で食べていただけるカップジェラートでも蓋を含めて全て紙製にしています。私たちはなるべく多くのものをプラスチックを用いない方法で提供することを目標にしています。

Our farm’s mission

私たちはジェラートの原料である生乳を直営牧場である「名徳牧場」から日々運んできています。生乳はジェラートの原料の中で約6割を占め一番多く使われています。この原料を作っている名徳牧場では以下のミッションのもと日々営農しています。

私たちは農場での普段の営みで発生する温室効果ガスを減らす努力をしています。牛の食べる貯蔵できる牧草の収穫は主にトラクターを用いて行われます。この牧草はラップサイレージや乾草と呼ばれるものです。トラクターを動かすには燃料が必要です。燃料には軽油が用いられており、この化石燃料を減らすため牧草の生える夏季には放牧をしています。放牧をすることで、牛自身が生えている新鮮な牧草を食べてくれます。このことでトラクターによる牧草の収穫作業を減らすことができ化石燃料の消費を減らすことに繋がります。また、化学肥料の使用を限定的にすることで投入されることで発生する一酸化二窒素を減らす取り組みをしています。名徳牧場は発生した温室効果ガスを吸収するために森林を所有し、将来においてカーボンニュートラルを実現する目標を持っています。

私たちは単に温室効果ガスを減らすだけではなく、牧場を中心に循環する持続性のある牧場を目指しています。牧草地には自家産の堆肥を散布し、その育った牧草を収穫して牛に給与するなどなるべく外部依存を少なくすることで10年後、100年後も続く牧場を目指しています。名徳牧場が冬季用に収穫している牧草畑は有機JAS認証を取得しています。

私たちはアニマルウェルフェアへの取り組みを行なっています。搾乳時も1頭1頭人の手でミルカーをつけることなど牛に寄り添った飼い方を目指しています。夏季には放牧をすることにより、ストレスなくのびのびと過ごせるようにしています。